二次検査及び追跡検査
この度は医療法人社団さわやか済世の健診施設をご受診いただき誠にありがとうございました。
健康診断をお受けになった方には健康診断結果表を健診終了後3週間前後にご郵送しています。
また、健康診断の結果、要精密検査(E判定)、追跡検査(C判定)と判定された方には、二次・追跡検査が必要となります。注意事項をご確認ください。

※一部例外もあり。
検査結果のABC
各検査項目については、「検査結果の見方と活用」を参照してください。 検査結果の判定の説明は以下の通りです。
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異常なしこの検査の範囲では異常ありません。
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軽度異常わずかに基準範囲をはずれていますが、日常生活に差し支えありません。
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要経過観察日常生活に注意を要し、経過の観察を必要とします。(例 C3:3ヶ月後・C12:年1回の健診)
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要治療治療を必要とします。
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要二次精密検査二次精密検査を必要とします。
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治療中継続して治療を必要とします。
検査項目によりF判定が反映されない場合がございます。
検査結果についての補足
特定健診項目
腹囲は、ウェストの位置ではなく、おへそ周りの測定です。腹囲が基準値を上回り、かつ高血圧・脂質異常・高血糖のいずれか2つ以上をあわせもった状態がメタボリックシンドロームです。メタボリックシンドロームは動脈硬化の進行を早め、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。バランスの良い食事を心がけて、定期的に運動しましょう。
胸部X線検査
主に肺をみる検査です。小さな病変や、心臓・骨などと重なっている部分はわからないことがあります。肺癌が気になる方や、咳・痰などの呼吸器症状が続く方は、病院でのCT検査をお勧めいたします。また、痰をとるだけの喀痰検査で発見される肺癌が10%あります。オプション検査として、肺CT検査、喀痰検査をご用意しております。ぜひご検討ください。
心電図検査
心臓の機能をみる検査です。健康診断の心電図が正常でも、胸痛や胸部圧迫感などの胸部症状がある方は循環器内科の受診をおすすめいたします。また、意識消失歴のある方やご家族が突然死された方は、遺伝性の心臓疾患が隠れている可能性があります。
胃部X線検査
主に胃をみる検査です。生活習慣病予防健診の胃部X線検査は、食道の撮影を省略しています。食べ物を飲み込みづらい・しみるなどの症状が続く方は、上部消化管内視鏡検査での観察をお勧めいたします。また、毎年精密検査になる方は、より精度の高い上部消化管内視鏡検査での観察をお勧めいたします
健診当日に医師の結果説明を希望の方は、人間ドックがおすすめです。
E判定またはC判定の方へ
二次検査につきましては医療連携施設である葛飾健診センターをご案内しております。
精密検査・追跡検査ともに予約制となっておりますので、ご予約の際は該当検査項目にご注意の上、登録番号をお伝えください。
予約日に健康保険証・マイナ保険証または資格確認書をご持参の上、一階二次検査受付までおこしください。
予約の電話受付時間と電話番号は検査項目によって異なります。
詳細は下記をご参照ください。
二次精密検査を当センターで受診するメリット
- 過去にご受診されている方は、経年変化が追えます。
- ほとんどの検査が2時間以内で結果が出ます。
- 医療連携支援施設ですので、日本医科大学へのご紹介がスムーズです。
血液、尿一般、超音波(腹部・頸部・甲状腺)
- 検査項目
- 血液※
尿一般
超音波(腹部)
頸部
甲状腺
- 診療時間
- 午後/月~水・金曜日
- 備考
- 尿一般・糖代謝検査の方は来所後、採尿します。
※血液検査の内容:脂質、糖代謝、肝機能、膵機能、尿酸、腎機能、血液一般、炎症性反応
胸部X線、上部消化管内視鏡
- 検査項目
- 胸部X線(レントゲン)
- 診療時間
- 午後/水曜日
- 備考
- 判定が「C2」「C3」「C6」の方のみ実施しております。
- 検査項目
- 胸部X線(肺CT)
- 診療時間
- 午後/月〜金曜日
- 備考
- E判定の方
- 検査項目
- 肺CT結果説明
- 診療時間
- 午後/月〜水・金曜日
- 備考
- 検査日より1週間後、葛飾健診センターにて実施します。
- 検査項目
- 上部消化管内視鏡
- 診療時間
- 午前/火・木曜日
午後/火・水・金曜日
- 備考
- 既往歴、現病歴等により実施できない場合がございます。
- すでに他の医療機関にて検査を終えている方はご受診の必要はございません。
- 二次精密検査等の料金は本人負担になる場合もございます。
- 当日結果が出ない検査項目もあります。なお、検査結果についての電話によるお問合せは行っておりませんので、ご了承ください。
- 食事のできない検査:脂質・糖代謝・肝機能、尿酸、腎機能、腹部超音波・上部消化管内視鏡・脱水予防のため、自宅を出る際にコップ1~2杯の水をお飲みください。
- 尿の検査がある方は生理中はさけてください。
- ドクターの都合により曜日・時間が変更する場合もあります。詳細は予約時にご確認ください。
特定保健指導実施場所は葛飾健診センター
特定保健指導は、特定健診の結果、生活習慣病のリスクが高く生活習慣の改善により発症を予防すべきと判断された方を対象に実施される健康支援です。
保健師や管理栄養士といった専門スタッフが健診結果の見方をはじめ生活習慣を見直すためのサポートを行います。この機会にご相談されてはいかがでしょうか?
※高血圧症、糖尿病、脂質異常症の治療にかかわる薬剤のいずれかを服用している方は対象外となります。
内臓脂肪型肥満
- 腹囲
- 男性 85 cm以上 女性 90 cm以上
- BMI
- 25 以上
追加リスク
(NGSP)
コレステロール
①〜③のリスクが
1つでもある場合に
リスクとして追加
上記メタボリックシンドロームのリスク数に応じて、下記の「動機付け支援」と「積極的支援」の2つのタイプの特定保健指導があります。
専門スタッフと一緒に健診結果を確認しながら、ライフスタイルにあった目標を設定し、実行に移せるようなきっかけ作りをお手伝いします。
※65歳以上75歳未満の方は【積極的支援】の対象となった場合でも(動機付け支援)となります。
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内臓脂肪型肥満Aリスク1つ
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内臓脂肪型肥満Bリスク1〜2つ
動機付け支援
- 初回
- 対面もしくはICT面談
- 内容
- 20〜30分程度の面談で生活習慣の改善を一緒に考えます。
- 期間(3〜6ヶ月)
- 初回面談後、生活習慣の改善状況やお取り組みの状況や体重・腹囲などの結果を電話もしくはメールにて確認させていただきます。
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内臓脂肪型肥満Aリスク2つ以上
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内臓脂肪型肥満Bリスク3つ以上
積極的支援
- 初回
- 対面もしくはICT面談
- 内容
- 20〜30分程度の面談で生活習慣の改善を一緒に考えます。
- 期間(3〜6ヶ月)
- 初回面談後、面談(希望者)やお電話、メールなどで数回のご連絡を取り合いながら生活改善のお手伝いをさせていただき、3か月以上経過後にお取り組みの状況や体重・腹囲などの結果を確認させていただきます。